豊富産業グループ
代表取締役 会長 高倉可明

リサイクル技術の
グローバルスタンダードを目指して

私が豊富産業を創業したのは今から約50年前、1968年です。会社を興した原点には戦後の資源枯渇がありました。ものを大切にしたいという思いと、工業高校を卒業後、電力会社を経て富山市役所で橋梁の設計に約10年携わる中で身につけた技術と経験が合わさり、それまでに全くなかった新たな技術によるリサイクル産業開拓への挑戦となりました。

現在、世界の多くの国で愛用されている「マルチ解体機」は弊社が持つ約70の特許のうちの代表的なものの一つであり、特許の第一号でもあります。

その後、自動車解体から鉄スクラップ、大型バス、電車の解体と事業を拡げ、現在は4つの会社が豊富産業グループを形成し、それぞれが独自の先端技術と最新設備で事業を展開しています。

今後は海外進出や航空機の解体にも本格的に着手しますが、世界はこれからますます資源の再生と有効利用を必要とする時代に入ります。私たちはこれまで培ったリサイクルの技術と知恵を一層磨き社会に役立てていくとともに、私たちの技術がグローバルスタンダードとなることを目指して今後とも努力を続けていく所存です。

社員とともに喜び、社員の心身の健康と豊かな生活を目指し、社員と共に歩む企業、それが豊富産業グループです。