技術紹介EXPERTISE

当社はこれまで、リサイクル産業の分野において、
国内外約70件の特許を取得。
これも廃棄されたものを100%資源化することが
我々に与えられた使命だと考え、
技術の追求、さらなる開発への努力を続けています。その特許技術の中から3つをご紹介します。

01マルチ解体機

マルチ解体機は、日本オートリサイクルの創業者が発案し、コベルコ建機株式会社によって製品化されました。
これまで手作業でなければ不可能だった、小さな部品や原料の回収、プラスティック樹脂の回収を実現。
一度に大量処理ができるのも大きなメリットで、1ヵ月約3000台もの自動車解体が可能となりました。
また、主力動機には電気式を採用し、地球温暖化の原因となるCO2削減を図るなど、環境保全にも取り組んでいます。

より働きやすくより安全な職場環境を作り出すことにも貢献した、自社開発のマルチ解体機。
精緻な解体とコスト削減化・大量処理を実現したことで、いまや日本の自動車解体のスタンダードとなりつつあります。
そして現在、小松製作所と共同開発した「マルチリサイクラー」の試作機を導入。
主に小型家電製品の解体に特化しており、更なるリサイクル技術の進化が期待されています。

02ガソリン濾過装置

廃車に残っている不純物ガソリンを再度利用できる状態にする「ガソリン濾過装置」を考案。

濾過装置にて、ガソリンタンクの錆・水や泥などの混入物が取り除かれたガソリンは、社用車にも再利用しています。
また、新しい代替燃料の開発にも着手しており、環境保全と資源循環社会の実現に向け、更なる発展を目指しています。

03スクラップ裁断機

バスや鉄道車両などの大型車両を、飲み込むようにプレスし剪断していく巨大な「スクラップ剪断機」は、
2013年に国内をはじめ世界各国で国際特許を得ました。
「マルチ解体機」との連携により、短期間かつ資源の90%をリサイクルすることに実現しました。
鉄スクラップは製鋼メーカーに販売するなど、再び国内でのものづくりに活用されています。

04国内外約70件の特許